成長する組織へ導くコミュニケーション変革 - Agile Japan 2010
4/7(土)にAgile Japan 2010 (#aj10) の事例セッションでお話してきました。
ブレインラボさんと共同で、成長する組織へ導くコミュニケーション変革というテーマでした。
Agile Japan は参加者として行く予定だったのですが、申し込み直後に実行委員の江端さんからまさかの講演依頼が。
時間が足りず、用意したことすべてをお話することが出来ませんでしたが、今後また機会があればお話したいと思っています。
セッションではポスト・イットを配布して、質問を集めたのですが、皆様の鋭い質問にドキドキしました。
こんな質問です。(ポスト・イットから書き写しただけなので意味がつかめないものもありますが)
ブレインラボ・弊社両方に向けた質問(セッション内で回答済み):
- スクラム以前:お客様からクレームが多かったことに対する経営層の態度は?
- プロダクトバックログとは
- (経営者の視点で)チームが成果を上げたときに、どのように誉めたか。
- 導入をしやすいのはどういったプロジェクトがやりやすい?仕事の内容ではなく、規模や受注形態
- 抵抗勢力とはどう対応しましたか?(そもそもいましたか?)
- 外部からはAgile コーチ入れましたか?
- 気持ちの維持や盛り上げるための”技”はありますか?情熱的な回答で…
ブレインラボ・弊社両方に向けた質問(未返答):
- 変化をきらう人の年齢は?
- メンバーの理解は何%くらいで導入できるか?
- マトリクス型組織や、マルチタスク(複数のPJ)を抱えている場合、スクラムをどのように導入しますか?
- 契約書には「スクラムで開発する」と書いてあるのですか?書いてない場合は、いつ、どのように決めるのですか?
- すくすくスクラムコミュニティは、一体感とあたたかみを感じます。なぜなんでしょうか?
- (経営者の方へ)導入後、そうは言ってもやってられっか!って思ったこと
- 見積り(この粒度は?)以上コストかかる
- スクラムが有効に機能する最小〜最大構成人数は?
- スクラム
- 複数ロールを持つことはあり?
- スクラムに対応した人事評価とは?
- そのピンチ!!をチャンスに変えたキッカケは?
弊社向け質問:
- 採用の際、ロジカルシンキング等のスキルはどのように見極めていますか?
- 紹介あった人員はみんなエンジニア?評価体系の変更ききたい!
- SCRUM 導入にあたって、最初からコーチに依頼することがベストの選択と考えますか?(回答済み)
これからAgileやScrumを意識して開発していきたい方々が典型的に思う質問も混ざっているでしょうね。機を見てこのブログでも取り上げたいと思います。
プレゼン、まだまだ慣れていないこともあり、こうすれば・ああすればという思いはありますが、資料を作る過程で、今までのスクラムへの取り組みを振り返えったり、メンバーへインタビューで意外な考えを知ったり、資料を5人で共同編集したり、準備でも本番でもとても学びの多い体験でした。
参加された方々におかれましては、本当にありがとうございました。参考になることがひとつでも持って帰れていたら、最高に嬉しいです。もし、退屈な時間を過ごされたのでしたら、申し訳ないです。僕の力不足です。またやるときには、もっともっと面白くします!また来てくださいね!(笑)
最後に、お誘い頂いたOdd-eの江端さん、Millsさん、ブレインラボの永井さん、榎本さん、近田さん(資料のデザインをしていただきました。素敵なデザインありがとうございました!)、それから参加を快諾してくれた弊社取締役の安藤、みなさまお世話になりました。すごく楽しかったです。
おまけ:会社紹介で使ったPreziのプレゼンテーションです。
Agile Japan 2010 シリウス紹介 on Prezi